2008/12/28(Sun) 18:
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![]() | 恋のドレスと舞踏会の青―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫 あ 16-23) (2009/01/30) 青木 祐子 商品詳細を見る |
+あらすじ(本書より引用)+
青年貴族シャーロックが『薔薇色』の仕立人クリスを想っていると知りながらも、彼への想いを断ち切れない伯爵令嬢アディル。彼女は伯爵家主催の舞踏会で、新たに仕立てた恋のドレスを着て、もう一度シャーロックを振り向かせようとする。一方、クリスもまた複雑な想いを胸に、顧客の婦人の付き添いとして舞踏会に行くことになるが…?舞踏会の一夜に交錯するそれぞれの秘めた想いは!?
+感想+
14巻め。今回は、オルソープ伯爵家から舞踏会に招待されるというお話です。
クリスとシャーロックが愛を育んでいる場面は実に微笑ましいのですが、一方で、二人の間にある身分の差を強く意識させられるような話だったと思います。
シャーロックは貴族なのでいずれは結婚しなければなりませんが、身分が低いクリスでは結婚できないし、恋人であるということも周囲には隠さないといけないんですよね。クリスたちは少し会うだけで満足してるようですが、人知れずこっそりとしか会えない関係が、健全なものなのかは疑問です。ジャネットのような、クリスを支えてくれる人がたくさん現れたら、いつか二人の関係は破綻してしまうのではないかと、読んでいて不安になります。恋愛は難しいですね。
あと、物語はシリアスでしたが、シャーロックとパメラが舞踏会で踊る場面はとても気に入りました。普段パメラに言いまかしていた仕返しを、ダンスでするシャーロックというのもおもしろいんですが、パメラに「きみは俺の友人だ」と言い切ったのが、とても印象的でした。こういう男女間の友情は素敵です。
恋のドレスと約束の手紙―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)
忘れられた花と人形の館―霧の街のミルカ (コバルト文庫)
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